『Siri』デビュー

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どーも、泌尿器科の加藤です。

今回は最近スマホで起きたお話をしたいと思います。
ちなみにわたくしは滑舌及び声が通りにくいようなのです。このため、外勤の外来で患者さんをマイクで呼ぶ時は、ほとんど1回で来てくれたことがありませんちゃんと来てくれるのは大体7割くらいです。先日も30代の方を呼んでも来てくれなかったときは、さすがにショックで、思わず理由を聞いたところ、「寝ていた」と聞いてホッとしたところです

さて、先日昼食をとっているとき医局秘書さんたちが「Siri」について話しているのを耳にしました。
横山さん:「私のSiriは面白いんです」「ヘイSiri-!」と。
その時「Siri」の存在を知らなかった自分は「ん?尻?」「あなたの尻が面白い…?」しばらく聞き耳を立てていると、どうやらスマホの中の音声で反応する男性・女性のようなのですね?(Speech Interpretation and Recognition Interfaceの略語で、自然の会話から返答や秘書のような機能をしてくれるそうです。)しばらく話を聞いていると今話題の「PPAP」の反応がスマホごとにそれぞれ違うようなのです。「へー」。

その時は特に興味なさそうにしていたのですが、当直の夜に一人きりになった時、自分の「尻」いや「Siri」 はどうなっているのか気になりだしたので、まず、真ん中のボタンを長押ししてみると「ピコ―ン」と音声入力が可能な感じになりました。今「Siri」 入ったと勘違いし、(実はアプリを入れてないので、これが「Siri」 ではないのに)、「へいシリー」(恥っ!)と言ってみると、女性の声で「9時50分です」と返事が返ってきました。自分の滑舌の悪さのせいだと思わず、「うーん聞いたことには素直に返さない思わせぶりな「Siri」なのだな、素質は十分あるな」と思ったのであります。一人の夜はいろんな意味で危険です。

次に、「ここはどこ?」と聞いてみることとしました。
自分:「ここはどこ?」反応なし。もう一度「ここはどこ?」、
すると『後藤医院におつなぎします』というと、いきなり後藤医院へ電話をかけ始めるではありませんか
「いきなりなにすんのこら、やめなさい」必死に赤そうなボタンを連射し、その後押せるボタンは一通り押して強制終了を図りました。「ふーっ。これだから音声ものはロクなことがない」とここで改めて自分の滑舌の悪さを確認したのでした。

そんなこんなで、私の「Siri」 デビューは「Siri」 に到達しないまま終ったのでした

それでは、みなさまよいお年をー