投稿が遅くなってしまい申し訳ありません
大船渡病院泌尿器科の阿部正和です。
今回のブログ担当との事で、今回は大船渡病院泌尿器科の日常を紹介させて頂きます
昨年の10月より副院長の氏家先生、伊藤明人先生、阿部正和の3人体制で日々の診療にあたっています。大船渡病院の研修医も泌尿器科を研修してくれており、6月と7月は自治医大出身の冨澤先生、8月からは岩手医大出身の天野先生が研修に回ってくれます。
非常に優秀な先生方で、日々の膀胱鏡検査やCV留置の手技を始め、入院患者の治療プラン、病状説明や退院調整まで上級医指導の元、研修医の先生に積極的に行ってもらっています。
また、岩手医大の地域医療実習でも泌尿器科で実習してもらっており、7月には5年生の坂本君と佐藤君が実習に来てくれました。少しでも良いので、大船渡から泌尿器科の魅力を伝えるとともに、有意義な実習となってくれれば良いかと思います。
ここ最近もコンスタントに手術が組まれており、
主に、月曜日、火曜日、金曜日にTUR-Bt、TUR-P、内シャント造設、PD管挿入等の手術、水曜日に前立腺全摘、膀胱全摘、腎摘除術等を施行しております。
大船渡にいながら、多くの手術を経験出来る環境に大変感謝しております。少しでも良いので氏家先生の技術を盗んで自分の物にできればと思います。
ここ最近の勉強会に関しては、7/21には金沢医科大学名誉教授の友杉先生にお越しいただき、腎性貧血に関して、大船渡プラザホテルにてご講演を頂きました。腎性貧血を考える上で、Hbだけでなく、RBCとMCHを観察し、動的に捉えるという点に特に感銘を受けました。今後の診療に活かしていきたいと思います。
7/28には阿部教授に起こしいただき、CKD診療に関してのご講演を頂きました。尿検査所見の見方や、CKD診療のABC等大切な知識を、生理学を含めながら分かりやすくご指導頂き、とても勉強になりました。また、CKD保存期の患者さんに関して、過剰な低タンパクは逆に死亡率が高くなってしまうため、患者さんのコンプライアンスを確認しながら、適切な栄養指導が出来ればと思いました。
最後に、ここ最近の写真はありませんでしたので、外来の恵方巻の会と、今年3月に参加させて頂いたEAUの写真を掲載させて頂きます。
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