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Happy birthday 小原教授

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      8月27日は小原教授のお誕生日でした(*’▽’)!

  今回は午後の回診後に、先生方にお集まり頂いて

  サプライズでお祝いしました !

久慈病院2年次研修医の昆先生とスーポリさんにも

お集まりいただきました!

 

  午前中に秘書の方で医局のテレビ周りを飾りつけしてみました(^^♪

  (もはやサプライズbirthdayでもないですね笑)

  若手の先生方には歌を歌って頂き、

  盛大に盛り上げて頂きました

  (先生方の美声が医局に響いてましたよ~)

  我々、秘書一同は小原教授に大変お世話になっており

  新体制になり色々とご不便をおかけるする事が多いかと思いますが、

  秘書一同、医局を支えれるように頑張ります(`^´)/

 

  ≪お誕生日おめでとうございます!≫

  小原教授にとってよい1年でありますように☆彡

    小原先生お誕生日2

  

 

小原先生お誕生日3

AACRの学会参加報告

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大学院2年目の井藤です。

今回4月に開催されたAACR(アメリカ癌学会)という学会に参加させていただきました。

私は参加のみでしたが、当医局から加藤先生が演題に採択され、発表されました。

 

 

旅程としては盛岡→東京→ホノルル→サンディエゴといった長旅でした。

サンディエゴはじめ、アメリカ合衆国の本土へ行くことは今回が初めてであり、学会前からとても楽しみにしておりました。

 

さて、サンディエゴで開催されたAACRでは加藤先生のポスター発表がありました。本学会のポスター発表の形式としてはポスターを掲示し、発表者が質問に答えるといった形式でした。

加藤先生のポスターの前に様々な先生達が現れ、加藤先生に質問を投げかけていました。

加藤先生のされている研究の重要性を肌で感じることができました。

 

サンディエゴの旅では学会以外にもダルビッシュ選手が在籍しているパドレスの試合も観戦しました。

初めてのメジャーリーグの試合を観戦し、あまりの迫力に胸おどりました。

興奮しすぎた後ろの観客にビールをこぼされたのもいい思い出です。

 

3泊5日という学会で、その他にも色々なことを経験しました。

これらの貴重な体験で、研究意欲を沸かせながらの帰国となりました。

 

 

最後に海外学会という貴重な機会を与えてくださった、小原教授はじめ、医局員の皆様方、加藤先生への感謝の言葉で締めさせていただきます。

大変ありがとうございました。1

 

飛行機博物館で飛行機になりきっている2人です。左(井藤)、右(加藤先生)

 

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サンディエゴ・パドレスの球場

大学院1年目の野崎です。
今回5/2〜5/6にアメリカ・サンアントニオで開催されたAUA annual meetingに兼平先生、加藤(廉)先生、五十嵐先生、田村先生、高橋先生、豊嶋先生とともに参加させていただきました。

発表された先生方は、英語によるスライド・発表・質疑応答を淡々とこなしており、先生方の英語力の高さを感じるとともに、先生方の偉大さを肌で感じることができました。

私個人としては研究内容の参考となればと思い、悪性腫瘍メインに講演を聞かせていただきました。英語の壁にぶつかり聞き取ることは難しかったですが、海外の先生方の研究概要や目標を知ることは自分としても大変刺激になりました。

学会以外にも、発表のない時間を利用して電動キックボードで周囲を散策したり、アラモ遺跡やシーワールドなども観光しました。普段仕事場では見ないはしゃいでいる先生方を見て、ギャップがあって更にかっこいいなと思いました。

最後に、海外学会という非常に貴重な機会を与えてくださった先生方に感謝するとともに、偉大な先生方の背中を追いながら頑張っていこうと思います。

いくつか写真も

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WCN24に参加して

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こんにちは。岩手医大の久野です。4月13日~16日までアルゼンチンのブエノスアイレスで開催された国際腎臓学会(World Congress of Nephrology)に阿部教授、関口先生姉妹、久野の4人で参加してきました。

 アルゼンチンは南半球で日本の正反対に位置しており時差は12時間、日本からの直航便はありません。諸事情もありドバイ経由でアルゼンチンへと向かいました。飛行機搭乗時間は11時間+19時間で計30時間。機内食が何度目かわからなくなる程、とても長い飛行機の旅でしたがなんとか開催地のブエノスアイレスに到着することができました。

学会のランチョンセミナーに参加したところ、配られたお弁当の内容がトルティーアなどとりんご丸一個であり早速文化の違いを体験しました。IgA腎症の新たな治療やDKD管理に関して、勉強するよい機会となりました。また会場では、東海大学の駒場教授をはじめ日本の先生方とお話をすることもできました。夕方のポスターセッションではビールやスイーツが配られたのでビールを片手に貼られたポスターを見て回りました。地域ごとの腎代替療法の背景の違いもあり治療法に関して興味深い演題が多く、帰国後の自施設での新たな臨床研究のヒントも得ることができとても有意義な時間でした。

いよいよ関口先生の発表です。関口先生は「血液透析患者における未分画ヘパリンおよび低分子ヘパリンの違いがカルニチン代謝に与える影響について」の内容で発表されました。ポスターセッションでしたが、英語での質疑応答も卒なくこなしておりました。

 中1日置いて最終日は久野のポスターセッションでした。岩手県金ヶ崎町の特定健診をベースに行った腎機能正常者におけるインドキシル硫酸に関する発表を行いました。6名の方から質問をいただくことができて遠路はるばる来てよかったと感じました。中でも阿部教授が開発に関わられた酵素法の原理の話題で異国の同業者と国境を超えて盛り上がることができたのがとても印象的でした。肝心な英語でのディスカッションに関しては勢いでなんとか乗り切ってしまったこともあり課題が残りましたが、次回の海外学会参加までに鍛えなおそうと思います。4日間の学会終了後はタンゴショー鑑賞へ。アルゼンチンの代名詞でもあり、とても楽しかったです。

 最終日は飛行機の出発時間までブエノスアイレス市内の観光へ。南米のパリと呼ばれるだけあり歴史的な建造物が多く綺麗な街並みでした。また街の至る所にメッシのモニュメントがありサッカーへの情熱も強く感じました。一日堪能したところで、定刻通りエサイサ国際空港へ向かいました。しかし、前日のドバイ空港で大洪水の影響で飛行機の遅延が発生。空港で9時間待ちとなりましたが何とか帰路に就くことができました。(帰国後にロストバゲージが発覚し、荷物は4日後に到着しこれも人生初でした)

 振り返ると2018年8月に高山先生の国際尿失禁学会でのご発表に同行させていただき、自分もこのような会場で発表してみたいと漠然と思っていました。今回、このような形で6年の年月を経て目標の地で発表することができてよかったです。ご指導いただきました医局の先生方および金ヶ崎町保健福祉センターの皆様にこの場を借りて改めて感謝申し上げます。今後も研究を継続してまいります。

 

会場写真 会場前での記念撮影

関口先生ポスター (1)関口先生ポスター

市内観光写真

 市内観光

ポスター発表中の写真

ポスター発表中の写真

Bonjour!

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大学院生の後藤です。今回は華の都パリで 4月5日から8日に行われたEAU(European Association of Urology)24に小原教授、五十嵐先生と共に参加してきました。

私にとっては初めての国際学会でありましたが、五十嵐先生の素晴らしい発表やoncologyのnew topicsなど聴講でき非常に勉強なりました。今回の参加を通じて自分のlistening力の無さも痛感しました。今後英語力をつけれる様に努力していきたいです。

そして発表の後はルーブル美術館や凱旋門などで芸術を学びパリサンジェルマンの試合で情熱を学びました。みんな大好き夢の国も行き、待ち時間の少なさに感動してきました。教授のご厚意でミシュラン星つき本場のフレンチやワインを堪能し、素晴らしい経験をする事も出来ました。ただし皆さんにお伝えしたい事として、日本食が恋しくなった際に、現地の評価が高いからと言ってパリで日本食を食べのるのは避けた方が良いかもしれません‥‥(この件についてはいつか五十嵐先生が詳細を話して下さると思います(笑))

総じて非常に有意義な楽しい学会となりました。今後は自分含めて若手医師が、この舞台に立てれる様に、上級医の先生方を楽しい旅に連れて行ける様に精進していければと思います。

それではみなさんまた会う日まで

Au revoir!

小原教授、五十嵐先生、私で学会会場での記念撮影  画像1

五十嵐先生の素晴らしい発表姿

画像2本場のフレンチを楽しんだ後にパリサンジェルマンの試合へ画像3画像4

 

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岩手医科大学泌尿器科HPをご覧の皆様、お越しいただきありがとうございます。

 

私は現在、岩手県高度救命救急センターで救急車受け入れ・初期対応・重症尿路感染症の対応・ICU管理などに従事しております。一般病棟では対応が難しい重症患者の管理など、初めは戸惑うところも多かったのですが今まで経験したことのない分野の診療に従事する機会をいただき、日々充実しております。泌尿器科のみならず救急医療・集中治療にご興味のある学生さん、ぜひともお声がけください。

 

さて、去る1月20日、21日の二日間、第3回岩手県・岩手医科大学共催医師臨床研修指導医講習会に参加してまいりましたのでご報告します。本講習会を通して臨床研修指導医はもちろん専攻医なりたての若手ドクターへ、どのように指導を行えばドロップアウトさせずに一人前の医師へ育てられるか、参加したメンバーでディスカッションを重ねる会です。本講習会は厚生労働省認可を受けているものでいちど受けると全国どの臨床研修指定病院でも共通の資格を得ることができます。

 

二日間の日程で実感したことは、若手医師一人ひとりの個性や人格を尊重すること、まず指導対象の先生の意見・主張をできるだけ受け入れてそのうえで建設的な指導を展開することがこれからの指導でいかに大切か、ということでした。タイトスケジュールで内容も濃くかなりハードな日程でしたが、参加した先生方皆さんは意欲的で私も様々刺激を受け、充実した講習会となりました。これから指導医講習会を受ける年代に入る先生方、声がかかったらぜひとも受講することをお勧めします!

 

 

岩手県高度救命救急センター

泌尿器グループ

石井 修平

12月1~3日にESMO Asia Congress 2023に高橋健太先生、関口季詠先生と参加してきました。

私自身、2回目のESMO Asiaです。前回は免疫チェックポイント阻害剤の発売直前であり皮膚癌と肺癌のセッションを聴講することで泌尿器癌での使用前に知識の整理をし、今回は尿路上皮癌での1stラインの併用療法や日本人前立腺癌の大規模試験の報告など今年1年の泌尿器癌のまとめになりました。

2つのポスター発表も無事に終え、夏服で夜の街へ。食事も美味しく、美しい景観や文化に触れることができました。

12月の岩手県の厳しい寒さから、常夏のシンガポールへの脱出を経験できる貴重な学会、幅広く癌治療に興味を持つ後輩が育ち、私を連れていってくれる日は近いはず。ぜひ来年よろしくお願いします!

前川 滋克

 

前川
             会場入り口にて(関口先生と高橋先生の後ろ姿)

 

 

サブスペのすゝめ

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岩手県立中部病院伊藤です。

当HP中のスタッフ紹介に「認定医一覧」のページがございますが、泌尿器科専門医を取得後にサブスペシャルティ領域(基本領域の専門医を取得した後に目指す、専門的で範囲の狭い専門医)が取得できます。私自身2017年に泌尿器科専門医を取得し、その後は1年に1個なんらかの認定医・専門医を取得することを目標に、これまで「日本がん治療認定医機構 がん治療認定医」・「日本透析医学会 透析専門医」・「日本腹膜透析医学会 認定医」・「日本急性血液浄化学会 認定指導者」を取得いたしました。泌尿器科専門医以外のサブスペシャルティ領域の専門を取得することは泌尿器科一般以外の知識・技術を習得する以外にも、後進の指導や認定施設の維持など医局の発展のために重要なことであると考えます。特に当講座は腎不全・透析領域も担当しており岩手医科大学附属病院を中心に認定施設も多く、広くサブスペシャルティを取得することができます。また一つの専門医を取得することで付帯する認定などもありさらに幅を広げることも可能です。

今後サブスペシャルティ領域の認定を取得する方のために代表的なサブスペシャルティ認定の取得方法などご紹介したいと思います。

 

〇 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医

申請要件

(1)がん治療認定医:日本国の医師免許証を有すること。

(2)がん治療認定医:所属する基本領域の学会※の認定医又は専門医の資格を有すること。

(3)以下のいずれかに準拠した緩和ケア研修会を修了していること。

がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会の開催指針(厚生労働省健康局長通知)

がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会の開催指針(厚生労働省健康局長通知)

4)本機構の定める認定研修施設において、本機構の定める『研修カリキュラム』に基づくがん治療研修(通算2年以上のフルタイム研修、ただし2年間の初期研修期間を除く)を修了し、指導責任者による証明がなされていること。 担当医としてがん治療を実施したがん患者のうち20例(予備を含め25例まで申請可)の症例一覧を提出する。

(5)2019年1月1日から審査申請時までの期間に下記の業績を有すること。

  • 学会発表「がん診療」についての業績2件(予備を含め5件まで申請可)
  • 論文発表「がん診療」についての業績1件(予備を含め3件まで申請可)筆頭・共同は問わない。

(6)本機構が開催する教育セミナーに参加し、認定医試験に合格していること。

(7)2019年1月1日から申請時までの期間に下記学術単位を合計で20単位以上取得していること。

 

コメント:泌尿器科の診療および学会発表など通常行っていれば申請可能です。試験内容も事前に購入するセミナーの参考書から出ますし、試験前は1日半かけてみっちりセミナーを聞いて試験に臨みます。泌尿器科以外の癌領域や緩和領域などの知識も取得することができます。教育セミナー受講、認定試験受験は専門医取得前でも可能です(試験合格は5年間有効)。当講座のサブスペシャリティ領域では最も多く取得されています。

 

取得者:小原 航、杉村 淳、髙田 亮、兼平 貢、前川 滋克、加藤 廉平、五十嵐 大樹、伊藤 明人

 

〇日本泌尿器内視鏡学会・ロボティクス学会 泌尿器科腹腔鏡技術認定医

申請要件

(1) 日本泌尿器科学会専門医である。あるいは、日本専門医機構が認定する泌尿器科専門医である。

(2) 日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会会員である。

(3) 腹腔鏡下腎摘除術(用手補助下を含む)、腹腔鏡下副腎摘除術、ロボット支援腹腔鏡下腎摘除術、ロボット支援腹腔鏡下副腎摘除を独力で遂行できる技術を持っている。

(4) 腹腔鏡下腎尿管手術(用手補助下を含む)、腹腔鏡下副腎摘除術、ロボット支援腹腔鏡下腎摘除術、ロボット支援腹腔鏡下副腎摘除、あるいはこれらに準じる泌尿器腹腔鏡手術を、主たる術者として20例以上執刀した経験がある。

(5) 日本泌尿器科学会、日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会、日本内視鏡外科学会が主催する、あるいはこれらの学会が公認する、腹腔鏡に関する教育セミナーに参加している。

 

付帯資格

日本内視鏡外科学会技術認定[泌尿器腹腔鏡]

第20条

日本泌尿器科学会/日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会泌尿器腹腔鏡技術認定証の交付を受けた者は、その認定証と申請料を添えて、日本内視鏡外科学会技術認定制度委員会に、日本内視鏡外科学会技術認定[泌尿器腹腔鏡]の認定を申請することができる。ただし、この申請を行う者は日本内視鏡外科学会会員でなければならない。

 

コメント;現在泌尿器科手術は腹腔鏡、ロボット手術が中心になっており、今後ますます重要になってくる認定資格で、当講座ではがん治療認定医と並んで取得している先生が多いです。

 

取得者:小原 航、高田 亮、兼平 貢、加藤 陽一郎、加藤 廉平、前川 滋克、松浦 朋彦、藤島 洋介

 

〇日本透析医学会 透析専門医

申請要件

1)日本国の医師免許証を有し,医師としての人格および識見を備えていること.

2)日本内科学会および日本外科学会において定められたいずれかの認定医または,専門医,日本泌尿器科学会,日本小児科学会および日本救急医学会において定められたいずれかの専門医,もしくは日本麻酔科学会において定められた指導医の資格を有し臨床経験5年以上を有していること.なお,初期研修医1年目は臨床経験に含めない.

3)本学会の専門医制度委員会の規定によって編成された研修カリキュラムに従い,学会認定施設において1年以上または教育関連施設において3年以上を含む通算3年以上を主として透析療法に関する臨床研修を行いかつ業績のあること.なお、勤務日数は、原則週4日以上を研修1年と認定する.ただし、週3日の勤務は、研修1年の4分の3に相当し、週2日の勤務は、研修1年の4分の2に相当する.週1日のみの勤務は研修期間として認めない.

4)専門医制度規則施行細則に示されている業績基準を満たしていること.

本学会年次学術集会参加 1 回以上

筆頭者として学会発表 1 件以上行っており,かつ論文 1 編以上を含むこと.ただし,論文は共著でも可とする.

5)専門医認定の試験および審査において適格と判定され,専門医として登録を完了した者であること.

6)申請時において,本学会の会員歴3年以上であること.

 

必要症例数(認定施設・教育関連施設の症例に限る、レポート作成)

 A 維持透析症例             6 例 

 B 慢性腎不全透析導入症例          3 例 

 C 急性腎不全血液浄化症例          2 例 

 D 血液透析装置組み立ておよび操作症例   1 例 

 E バスキュラーアクセス作製症例(手術助手や手術見学を含む)      1 例 

 F バスキュラーアクセスカテーテル留置症例          1 例 

 G 透析症例剖検例または死因検討例          1 例 

 H その他の血液浄化法(血漿交換,吸着,顆粒球除去など)             2 例 

 I 腎移植症例(移植手術の見学,移植の情報提供含む)       1 例 

             計18 例 

 

付帯資格

日本腹膜透析医学会 認定医

1.認定医は次の各項の資格をすべて満たす者であること

1)日本国の医師免許証を有し,医師としての人格および識見を備えていること

2)基本領域専門医資格は問わないが,臨床経験5年以上を有していること

3)申請時において,本学会の正会員であること

4)申請時において,一般社団法人日本透析医学会の専門医を有すること,または連携認定医を3年以上務めていること

5)申請時において,本学会学術集会・総会に過去3回以上参加していること

6)申請時において,腹膜透析に関する発表を過去5年間で1件以上,もしくは論文(基礎的・臨床的研究あるいは症例報告でも可)1編以上の業績があること(いずれも筆頭者でなくても可)

 

腎代替療法専門指導士

看護師・保健師, 管理栄養士, 薬剤師、臨床工学技士、移植コーディネーター、および医師の資格を有するもの。 応募時にそれぞれの専門(または認定)資格を取得している者

腎代替療法選択指導に関する20単位(1単位50分)のe-ラーニング講義の受講を行い、各受講単位のe-ラーニング試験に全5問に正解すること(試験は複数回の受験は可能)(*)

日本腎臓学会、日本透析医学会の専門医及び日本腹膜透析学会、日本臨床腎移植学会の認定医

 

コメント:透析専門医取得には3年以上の実績+学会入会、学会発表・論文、18症例のレポート、認定試験合格など取得までは準備を進めることが多いですが、レポート作成のための認定施設・教育関連施設の施設認定には常勤の透析専門医が必要です。導入期加算や腎代替療法管理指導料などの要件に腎代替療法専門指導士が必要になっておりますます重要になってくると思います。

 

取得者:阿部 貴弥、伊藤 明人、佐藤 一範、久野 瑞貴

 

〇日本臨床腎移植学会 腎移植専門医

申請要件

1)日本国の医師免許を有すること

2)卒後6年以上で内科系は日本内科学会認定内科医または総合内科専門医、日本小児科学会専門医のいずれかの資格、外科系は日本外科学会認定医、専門医または指導医、日本泌尿器科学会専門医のいずれかの資格を有すること

3)日本臨床腎移植学会入会月から申請時まで引き続いて3年以上(満3年)会員であること

4)学術集会に1回以上の参加かつ学術集会教育セミナーに1回(2単位)以上の参加があること(学術集会教育セミナーに参加が不可能な場合は集中教育セミナーに1回(3単位)以上の参加で代用することが出来る)

5)外科系は通算3年以上臨床腎移植医療の外科的修練を、内科系は通算1年以上臨床腎移植医療の内科的修練を行い、必要な経験と学識技術を修得する

6)業績として臨床腎移植関連の学会・研究会の発表または論文または著書があること

7)医療倫理を尊守していること

外科系専門医診療実績(必須手技の経験数と経過報告)

1)ドナーの適応としての留意点5例

2)レシピエントの適応としての留意点5例

3)腎移植術と腎採取術の術者または助手の経験が合計して10例以上(生体・献腎、期間は問わない)とし、少なくとも腎移植術の術者の経験が5例以上あること

4)術後4週までのレシピエントの経過報告5例

以上4項目について、1)、2)、4)は各項目ごとに5例を簡潔に記載する

業績(内科系および外科系も必須)

1)腎移植に関する論文1編以上(共著者でも可)

2)学会または研究会で発表、1回以上(少なくとも1回は筆頭演者、2回目以上は共同発表者でも可)

3)論文と学会/研究会発表の合計が4つ以上(例:論文1+発表3、論文2+発表2、論文3+発表1)であること

※以上の業績は様式4を参照する。

※自家腎移植は業績として認めない

 

コメント:現在岩手県で腎移植を行っている施設が少ないため取得できる施設は限られますが、腎移植は血液透析・腹膜透析と合わせて腎代替療法として説明することが推奨されています。導入期加算や腎代替療法管理指導料の算定要件にも移植患者の数が必要であり、腎移植に関して知識を深めていくことは重要です。

 

取得者:杉村 淳、松浦 朋彦

いよいよクリスマスシーズンが到来し、ツリーや華やかなライトアップがされるようになってきました。

冒頭のタイトル名作「銀河鉄道の夜」のフランス語verです。

今回紹介するのは銀河鉄道…ではなく、「銀河農場の夜」になります。

五十嵐1

五十嵐2

ご存知小岩井農場で、現在、夜のイルミネーションが行われており、まきば園が美しく彩られています。

個人的なお気に入りは、肝試しスポットです(‘Д’)

銀河鉄道のイルミネーションの奥には、、、

気になる方は来年1月までやっているので是非見に行ってください!

五十嵐3

ちなみに来年の欧州泌尿器学会はフランスで行われます。

非常に演題採択率の低い学会ですが、当講座では海外学会への積極的な発表を目指して日々精進しております。

(採択されなかったらタイトルは後で日本語に変えます(‘◇’)ゞ)

 

岩手に秋は無いのかと思うくらい急激に寒さが厳しくなり、

私も先日インフルエンザの毒牙にやられましたので、皆様もどうか健康にはお気をつけてお過ごしください。

五十嵐 大樹

 

 

鶴は千年、亀は万年

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皆さん、ご機嫌麗しゅうございます。

寒くなったり暑くなったり忙しい季節ですが、これからいよいよ本格的な冬を迎えそうですね。

どうやら今年はインフルエンザが猛威を奮ってるようですし、実際当医局員もその毒牙に何人かやられてます。皆さん体調管理には十分に注意してください。

 

ところで11/9-11にかけて鳥取で行われた日本泌尿器内視鏡•ロボティクス学会総会に参加して参りました。

私はhinotori関連の報告をしてきました。また、10日の夜には懇親会がありそちらにも参加してきました。今回は腹腔鏡下での折り鶴コンテストが開催されるとのことで、医局を代表して、いや岩手県を代表して参加してきました。

内容は、3人1組となって腹腔鏡鉗子を使用して一羽の鶴を折りそのタイムを競い、1チームでも折り終えればそこで終了というものです。5チーム参加し、

私のチームは弘前大学の先生と鳥取大学の先生との合同チームでした。

直前に決まったチーム(有志の集い)ではありましたが何とかチームワークを活かして、無事に敗退し、そもそも折りきることすらできませんでした。優勝したチームはとても早く、腹腔鏡でやってるとは思えない出来栄えでした。

腹腔鏡の難しさを改めて痛感し、これを機に岩手の折り鶴マスターとしての道を極めたいと思います。

 

ですが、とりあえず、まずは学会で頑張ってくれた自分の亀をしっかり丁寧に慰めて英気を養いたいと思います。

 

人生100年時代になってますし、これからの医療の発展にてさらに寿命は延びることと思います。鶴と亀は長生きの象徴ですので、そういう意味では医学の世界とは切っても切れない動物かもしれません。

今回の学会では、鶴と亀の大事さを改めて気付かせてくれ、大変良い機会となりました。

 

皆さんも是非ご自身のお身体(亀)を大事にし生活なさって下さい。

 

では皆さんお元気で。

 

追伸 因みに私の鶴の被り物は会場ではツルッとすべっておりました…。

塩見 叡

 

塩見

塩見2