岩手県立中部病院 泌尿器科 伊藤です。
2021年6月17日に東京2020オリンピック聖火リレーで聖火ランナーとして参加させていただきました。
2011年の震災の年に医師になり近年は岩手県沿岸の久慈や大船渡、釜石など沿岸の病院で主に従事してまいりました。今回岩手県の医師として震災による被害が特に大きかった山田町で走らせていただく機会をいただきました。
当日一緒に走る聖火ランナーの方は山田町で被災し復興に携わってきた方達とチームのような団結感が生まれ非常に心地の良い時間を過ごすことができました。またとても貴重なご縁もありました。
沿道には地元の方やボランティアの方が多く駆けつけ手を振ったり盛り上げてくれ一生に一度の貴重な経験ができました。家族や友人も応援に来てくれ、子供達が通っている幼稚園の園児達が手作りで作ってくれた横断幕で応援してくれました。
今回私が聖火ランナーに応募した最初の理由は家族との時間を作りたい、子供たちに一生に一度の経験をさせてあげたいという思いからです。なかなか見ることのできない聖火リレーを見せることができ、大切な家族との思い出を作ることができました。
最後に今回このような貴重な経験をする機会を与えてくださった東京2020オリンピック大会組織委員会、山田町、当日聖火リレーを様々な形で支え盛り上げてくださったスタッフの方々、様々な形で応援してくれた友人、
また当日私が走るために仕事をサポートしてくれた多くの仲間、そして家族に、全ての方に感謝したいと思います。
今回いただいた感謝に対してこれから様々な形でお返ししたいと思いますし、これからも変わらず医師として岩手県の医療に従事、貢献していきたいと思います。
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