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AACRの学会参加報告

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大学院2年目の井藤です。

今回4月に開催されたAACR(アメリカ癌学会)という学会に参加させていただきました。

私は参加のみでしたが、当医局から加藤先生が演題に採択され、発表されました。

 

 

旅程としては盛岡→東京→ホノルル→サンディエゴといった長旅でした。

サンディエゴはじめ、アメリカ合衆国の本土へ行くことは今回が初めてであり、学会前からとても楽しみにしておりました。

 

さて、サンディエゴで開催されたAACRでは加藤先生のポスター発表がありました。本学会のポスター発表の形式としてはポスターを掲示し、発表者が質問に答えるといった形式でした。

加藤先生のポスターの前に様々な先生達が現れ、加藤先生に質問を投げかけていました。

加藤先生のされている研究の重要性を肌で感じることができました。

 

サンディエゴの旅では学会以外にもダルビッシュ選手が在籍しているパドレスの試合も観戦しました。

初めてのメジャーリーグの試合を観戦し、あまりの迫力に胸おどりました。

興奮しすぎた後ろの観客にビールをこぼされたのもいい思い出です。

 

3泊5日という学会で、その他にも色々なことを経験しました。

これらの貴重な体験で、研究意欲を沸かせながらの帰国となりました。

 

 

最後に海外学会という貴重な機会を与えてくださった、小原教授はじめ、医局員の皆様方、加藤先生への感謝の言葉で締めさせていただきます。

大変ありがとうございました。1

 

飛行機博物館で飛行機になりきっている2人です。左(井藤)、右(加藤先生)

 

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サンディエゴ・パドレスの球場

大学院1年目の野崎です。
今回5/2〜5/6にアメリカ・サンアントニオで開催されたAUA annual meetingに兼平先生、加藤(廉)先生、五十嵐先生、田村先生、高橋先生、豊嶋先生とともに参加させていただきました。

発表された先生方は、英語によるスライド・発表・質疑応答を淡々とこなしており、先生方の英語力の高さを感じるとともに、先生方の偉大さを肌で感じることができました。

私個人としては研究内容の参考となればと思い、悪性腫瘍メインに講演を聞かせていただきました。英語の壁にぶつかり聞き取ることは難しかったですが、海外の先生方の研究概要や目標を知ることは自分としても大変刺激になりました。

学会以外にも、発表のない時間を利用して電動キックボードで周囲を散策したり、アラモ遺跡やシーワールドなども観光しました。普段仕事場では見ないはしゃいでいる先生方を見て、ギャップがあって更にかっこいいなと思いました。

最後に、海外学会という非常に貴重な機会を与えてくださった先生方に感謝するとともに、偉大な先生方の背中を追いながら頑張っていこうと思います。

いくつか写真も

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WCN24に参加して

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こんにちは。岩手医大の久野です。4月13日~16日までアルゼンチンのブエノスアイレスで開催された国際腎臓学会(World Congress of Nephrology)に阿部教授、関口先生姉妹、久野の4人で参加してきました。

 アルゼンチンは南半球で日本の正反対に位置しており時差は12時間、日本からの直航便はありません。諸事情もありドバイ経由でアルゼンチンへと向かいました。飛行機搭乗時間は11時間+19時間で計30時間。機内食が何度目かわからなくなる程、とても長い飛行機の旅でしたがなんとか開催地のブエノスアイレスに到着することができました。

学会のランチョンセミナーに参加したところ、配られたお弁当の内容がトルティーアなどとりんご丸一個であり早速文化の違いを体験しました。IgA腎症の新たな治療やDKD管理に関して、勉強するよい機会となりました。また会場では、東海大学の駒場教授をはじめ日本の先生方とお話をすることもできました。夕方のポスターセッションではビールやスイーツが配られたのでビールを片手に貼られたポスターを見て回りました。地域ごとの腎代替療法の背景の違いもあり治療法に関して興味深い演題が多く、帰国後の自施設での新たな臨床研究のヒントも得ることができとても有意義な時間でした。

いよいよ関口先生の発表です。関口先生は「血液透析患者における未分画ヘパリンおよび低分子ヘパリンの違いがカルニチン代謝に与える影響について」の内容で発表されました。ポスターセッションでしたが、英語での質疑応答も卒なくこなしておりました。

 中1日置いて最終日は久野のポスターセッションでした。岩手県金ヶ崎町の特定健診をベースに行った腎機能正常者におけるインドキシル硫酸に関する発表を行いました。6名の方から質問をいただくことができて遠路はるばる来てよかったと感じました。中でも阿部教授が開発に関わられた酵素法の原理の話題で異国の同業者と国境を超えて盛り上がることができたのがとても印象的でした。肝心な英語でのディスカッションに関しては勢いでなんとか乗り切ってしまったこともあり課題が残りましたが、次回の海外学会参加までに鍛えなおそうと思います。4日間の学会終了後はタンゴショー鑑賞へ。アルゼンチンの代名詞でもあり、とても楽しかったです。

 最終日は飛行機の出発時間までブエノスアイレス市内の観光へ。南米のパリと呼ばれるだけあり歴史的な建造物が多く綺麗な街並みでした。また街の至る所にメッシのモニュメントがありサッカーへの情熱も強く感じました。一日堪能したところで、定刻通りエサイサ国際空港へ向かいました。しかし、前日のドバイ空港で大洪水の影響で飛行機の遅延が発生。空港で9時間待ちとなりましたが何とか帰路に就くことができました。(帰国後にロストバゲージが発覚し、荷物は4日後に到着しこれも人生初でした)

 振り返ると2018年8月に高山先生の国際尿失禁学会でのご発表に同行させていただき、自分もこのような会場で発表してみたいと漠然と思っていました。今回、このような形で6年の年月を経て目標の地で発表することができてよかったです。ご指導いただきました医局の先生方および金ヶ崎町保健福祉センターの皆様にこの場を借りて改めて感謝申し上げます。今後も研究を継続してまいります。

 

会場写真 会場前での記念撮影

関口先生ポスター (1)関口先生ポスター

市内観光写真

 市内観光

ポスター発表中の写真

ポスター発表中の写真