岩手県立中部病院一年次研修医の井藤練刀です。

COVID19の影響で約2年間開催できずにいた、日本泌尿器科学会ウィンターセミナーが

令和4年1月22日〜23日にかけて開催されました。

今回の開催はウェブとライブのハイブリッド形式であり、私は感染対策を十分行った上で

現地で参加させていただきました。

初日は腹腔鏡手術の練習、ロボット支援下手術のシミュレータに始まり、全国の若手泌尿器科ドクターによる

泌尿器科という学問の面白さ、働きやすさ等の公演を拝聴しました。

普段はなかなかお聞きしにくい内容なども赤裸々に語っていただき、

泌尿器科にとても興味を持つきっかけになりました。

2日目は泌尿器科のキャリア形成、働き方を中心とした公演を拝聴しました。

最後に行われた恒例行事のウロリンピック2022では泌尿器科に関わる

クイズの正解率を班毎に競うといったものでした。

(お恥ずかしながら、楽しみすぎてしまっていたかもしれません。)

ウロリンピックでは全チームの中で2位という大変ありがたい結果をいただきました

(写真はその時のチームで撮影したものです)。

仕入れたクイズを1つ紹介させていただきます。

最近流行りの前澤さんでお馴染みの宇宙旅行中に発症率があがる泌尿器科的疾患は何か。

答えは尿管結石でした。重力の影響を受けなくなるため、骨からCaが漏れ出しやすくなるそうです。

少々蛇足でしたが、日本泌尿器科ウィンターセミナーの楽しさ面白さが伝わっていたら幸いです。

さて、心に残っている言葉を1つご紹介させていただきます。女性の先生のお言葉です。

「私は今から初期研修医をやり直したとしても、泌尿器科になります。」という言葉でした。

研修医のうちは出来る事が限られており、真の泌尿器科の深みを知るのは不可能だと思います。

そんな中、泌尿器科の深みに触れた上での「また泌尿器科になる。」という言葉は

僕ら初期研修医の背中を押してくれるものでした。

最後に、このような貴重な機会を与えてくださいました、日本泌尿器科学会理事長の野々村教授、

福島県立医大の小島教授を始めとした運営に携わって頂いた先生方に感謝申し上げます。

 

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