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第36回日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会総会 報告
玉田 紳治

 専門研修医2年目の玉田紳治です。11月10日〜12日に神戸で開催された第36回日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会総会に小原教授、高田先生、兼平先生、山口先生と一緒に参加させていただきました。

 今回私は「ロボット支援腎部分切除術における困難症例の治療成績」を題材に、兼平先生ご指導のもとポスター発表させていただきました。ロボット支援腎部分切除術(RAPN)は本邦では2016年より保険適応となった術式で、制癌性に加えて機能温存も達成しうるものです。当院でもこれまで数多くのRAPNを行なってきましたが、その中で難易度の高い症例も増えてきているため、これまでの症例を改めて検討し今回の発表を行いました。腎臓のロボット手術に関して、他施設からも多くの題材で発表がなされており、非常に勉強になりました。

 また、全国の著名な先生方の講演を聴くこともでき、とても刺激になりました。個人としても、医局全体としても岩手県の医療のために成長し続けなければならないと強く感じました。

 学会外では、神戸の綺麗な街並みを散策したり、美味しいご飯をいただくこともできました。そういった面も現地開催の学会の醍醐味なのかなと思います。コロナ収束の目処がたたない中ではありますが、現地開催も徐々にできるようになってきていることを嬉しく思います。

 今後も一般診療はもちろんのこと、研究や発表にも一層力を入れ医学の発展に尽力したいと思います。よろしくお願いいたします。

 

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