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第28回日本腹膜透析医学会学術集会•総会
野崎 泰資
岩手県立中部病院2年次研修医の野崎です。
11月26〜11月27日に岡山県で開催されました第28回日本腹膜透析医学会学術集会•総会に当院泌尿器科科長である伊藤先生、1年次研修医の後藤先生とともに参加させていただきました。
腹膜透析の発表もさまざま拝聴させていただきましたが、特に私の印象に残ったのはACP(advance care planning)のシンポジウムでした。先日、岩手県内の研修医を対象にACPセミナーが実施されたこともあり、実際に臨床の場で実施している先生方の講演が大変印象深かったです。またACPや腎代替療法に対するSDM(shared decision making)はあくまでプロセスであること、また実践にあたってどういうプログラムで行われるべきかという専門的な意見は大変勉強になりました。
学会終わりには岡山城や後楽園の見学などなどコロナ禍でなかなか出来なかったことも体験することができました。伊藤先生は大変歴史に詳しくいろんなことを教えていただきながら岡山城を見学をしました(私は地理選択)。
また帰りの空港で小原教授に偶然お会いする事ができ、日頃お忙しい教授とお話し機会を得られたことは非常に幸運でした。
4月からは泌尿器科医として癌治療、透析医療の学びを深めるとともに、患者さんの先々を見据えた医療を提供できる医師になるために精進して参りたいと思います。
最後に今回大変貴重な機会を与えてくださった伊藤先生に感謝を申し上げます。