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欧州泌尿器科学会議(EAU European Association of Urology2023) 報告
玉田 紳治

岩手医科大学泌尿器科の玉田紳治です。

 

この度3月10〜15日にイタリア・ミラノで開催された第38回欧州泌尿器科学会(38th EAU Annual Congress, EAU23)に前川先生、田村先生、塩見先生と一緒に参加してきました。

今回私自身は発表はないものの、同行の機会をいただきました。

コロナ禍でなかなか学会の現地開催ができない中での参加、ましてや海外学会への参加ができるということでとても嬉しく感じておりました。

 

ミラノまでは乗り継ぎを含めると、約20時間移動にかかりました。

学会会場や発表会場、企業展示スペースなどはどれもスケールが大きく、感動したことを覚えています。

発表会場は数多くあり、各国から様々な分野での発表がなされておりました。

前川先生は透析腎癌とゲノムの関連について、田村先生は尿路上皮癌における再発モニタリングに関して、塩見先生は前立腺癌の病理学的検討に関する内容での発表でした。

各国から次々に発表がされる中で3人の先生方は、それぞれの研究について堂々と英語で発表されていました。

同じ医局内にこのような先生方がいることを誇らしく感じつつ、自分もいつか世界に通じるような、世の中の役に立つような研究をして、このような場所で発表をしたいと強く感じました。

 

学会の合間には本場のイタリアンを食べたり、観光をする時間も多少取ることができました。

個人的には初めてのヨーロッパでもあり、とても貴重な楽しい経験になりました。

(残念ながらACミランの試合は大混雑で観戦することができませんでしたが…)

 

今回参加の機会をいただけたことに深く感謝しつつ、次は自分の発表で参加できるように日々精進していきたいと思います。

 

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