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講座の歴史
現在の岩手医科大学医学部泌尿器科学講座は、1966年(昭和41年)4 月に大堀勉を初代 教授として皮膚科泌尿器科講座から分離独立したことに始まります。
講座独立当時は、僅か7名からのスタートでしたが、本講座の揺るぎない基礎の形成と泌尿器科的な経尿道的 内視鏡手術や腎移植を含めた腎不全の治療、尿路機能についての研究を行いました。
1988年(昭和63年)10月からは久保隆が二代目の教授に就任し、上部尿路機能に関する動態力学的研究などを行いました。
1996年(平成8年)4月からは藤岡知昭が三代目教授に就任し、泌尿器腫瘍の臨床および研究を行い、泌尿器癌の分子生物学的研究やオーダーメイド 医療の可能性について新しい泌尿器科学の発展を目指しました。
2014年(平成26年)7月からは、小原航が四代目の教授に就任しました。小原教授はこれまでの当教室の良き伝統 を踏襲され、また泌尿器悪性腫瘍の化学療法感受性予測システムの構築や膀胱がんワクチン療法など遺伝子治療やゲノム医療の実践を目標に新しい時代の泌尿器科を目指して着実 に講座を発展させております。また、本講座は当院の血液浄化療法部の運営に関与しており、岩手県下の腎疾患治療の一翼を担っております。
現在、泌尿器科学講座は現役医局員37名、同門会(桐の木会)員124名の大所帯になっております。