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学会参加報告 第253回 泌尿器科学会東北地方会
伊藤 明人

 2016/4/30に福島県福島市で開催された第253回泌尿器科学会東北地方会に参加してまいりました。
 会場は福島駅西口のコラッセ福島で行われました。巷ではGWの始めとあって、多くの方が行き来しにぎわっている中、私は前日入りしホテルで集中力を高めていました。

 今回の地方会では、岩手医大から兼平先生がシンポジウムで「手術手技の継承~指導する側、指導を受ける側の立場から~」とロボット支援下前立腺全摘除術(通称:ダヴィンチ手術)における手術技術の御発表をされました。他に新入医局員の岩手県立大船渡病院の阿部先生が「胃癌術後の孤発性膀胱転移症例」の発表と、八戸赤十字病院の佐藤先生の「多発性肺転移から発見された前立腺癌の一例」がありました。私自身は阿部先生の発表は聞けませんでしたが、今後もさらなる活躍が期待できる立派な発表であったようです。

 私は今回の地方会で「馬蹄鉄腎に発生した腎盂癌脾臓浸潤症例」の発表を行い、優秀演題賞をいただくことが出来ました。前々回の小野田先生、前回の五十嵐先生に続き岩手医科大学として3回連続の受賞ができましたことは、ひとえに小原教授、大森准教授はじめ多くの諸先生方に日常臨床が多忙な中、多大な御協力を頂いたおかげだと思っております。まだまだつたない発表でしたが、余りあるご評価をいただけたことは私の今後の医師生活にとって大きな財産になりました。今後はこの受賞を励みに頑張っていきたいと思います。

 

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