[岩手医科大学 泌尿器科学講座]

9月9～11日、札幌で開催された第22回日本排尿機能学会に参加させていただき、「尿失禁術後の排尿状況の変化と術後尿閉の対処法の検討」を発表してまいりました。今回、私は初めての学会発表で不安でいっぱいでしたが、小原教授と大森准教授に見守られ、なんとか発表できました。女性泌尿器分野の著明な先生方から厳しいコメントをいただき苦い経験となりましたが、自施設の診療だけでなく、広い視野を持ち学んでいかなければならないと身をもって感じました。

大森准教授、五十嵐先生の発表も拝聴し、ひとことに「排尿機能」といっても、夜間頻尿の病態解明やロボット支援手術後の排尿障害など様々な分野に広がると再認識し、患者さんのQOLに大きく関わってくる排尿障害に関し、さらに興味が深まりました。

学会の合間には北海道の海の幸なども味わい、充実した札幌出張でした。今後も日々の診療・研究に精進してまいりたいと思います。