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第54回日本癌治療学会学術集会 報告
兼平 貢

10/20-10/22の3日間、横浜で開催された、第54回日本癌治療学会学術集会に参加してきました。兼平先生学会報告

私は「ハイリスク前立腺癌に対するロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘(RALP)後の再発予測因子の検討」という内容でポスター発表でした。

現在、当科でのRALP件数は300件を超え、観察期間は短いですが、それらをまとめて解析しました。今回の検討では、とくにPSA>20 ng/mlや生検Gleason pattern 5を含むものは、術後早期に生化学的再発をきたしやすいという結果でした。みなさんのご意見もいろいろいただき、これまではリンパ節郭清といえば限局リンパ節郭清でしたが、ロボット手術も導入期を過ぎ手技の習熟もしてきているので、今後は拡大リンパ節郭清を導入していこうと思います。ほか、小野田充敬先生「当院における尿膜管癌に対するmFOLFOX6の検討」、加藤陽一郎先生「診断時のTUR-BTと感受性予測遺伝子に基づく適切な術前化学療法による予後改善効果」も参加し発表しました。時間的な制約で、ほぼ自分の発表のみの参加となってしまい、もったいないなーと思ってしまった学会でした。

 

発表後は小原教授と、県立二戸病院の田村大地先生も合流し、中華街へと繰り出しました。田村先生がいいお店をセレクトしてくれましたよ。

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