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第47回腎癌研究会 報告
塩見 叡

腎癌研究会が品川インターシティーホールで7月9日にあり、参加してきた。

そこで、愛知医科大学病理学分野教授   都築先生による腎細胞癌に対する分子標的薬の作用・特徴についてのお話を聞くことができた。具体的には以下に示す。

IMG_3549分子標的薬である、アキシチニブ、パゾパニブ、ソラフェニブ、スニチニブ4剤についての病理上での変化を調べ、大血管に優位にvasculoapathyを示すものや、小血管に優位に示すもの、そのどちらにも示すものなど、各々の大きな働きの違いを提示し、また、全く薬剤としての効果が現れない部位がどうしても生じてしまい、その部分が広範囲に及ぶと薬剤としては効果がないように現れてしまうことなど。

まだそこまで癌にも携わる機会がない上にましてや抗がん剤など全く馴染みのないものであったが、少し身近なものに感じることができた。今回の学会は勉強意欲の向上に繋がるものとなる大変良い機会となった。今後も様々な学会に参加し、知識をupdateしていきたいと思う。

 

 

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